2024年7月1日放送

第23回全国産地シンポジウム2024ブルーベリーinいわて

日本ブルーベリー協会設立30周年を記念した全国産地シンポジウムが先週金曜日から盛岡などを会場に2日間開催され、おとといの土曜日は青笹町にあるブルーベリー園の見学が行われました。この日は全国から集まったブルーベリー生産者128人が2回に分けて、青笹町の門前おくでらブルーベリー園を訪れ、生育状態や栽培の仕方を見学しました。門前おくでらブルーベリー園は、18年前の2006年からブルーベリーの栽培を始め、家族で取り組める農業スタイルを確立させて大粒で糖度が高い品種にこだわり、およそ22品種・970本のブルーベリーを栽培しています。持ち主の奥寺啓蔵さんは、もともと田んぼだった場所を改良し現在の農場を開拓したことを説明し、これまで試行錯誤しながら畑を作ってきたことなどを話すと、参加した人はメモととったり頷いたりして奥寺さんの話しに耳を傾けていました。園内を見学した人からは、剪定の時期や草取りの方法について質問が出され、今後の栽培に生かそうとする姿勢が見られました。一行はこのあと盛岡のブルーベリー農園を見学し、この日学んだことをそれぞれの農園に持ち帰り今後の栽培の参考にしていくとしています。

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