2024年6月28日放送

農地パトロール始まる

地域の農地利用や遊休農地の実態などを確認する農地パトロールがきょう(28日・金曜日)から始まりました。遠野市では農家の担い手不足や高齢化、農産物価格の低迷などにより使用されていない農地が増えています。このため農業委員会では農地利用を促進するため地域の農地利用の確認や遊休農地の実態把握、違反転用の防止・早期発見を目的に毎年、農地パトロールを行っています。これを前に25日(火曜日)には市役所本庁舎で農業委員や農地利用最適化推進委員などおよそ60人が出席して農地パトロール出発式が行われました。出発式では多田市長が「農業委員会と市が連携して遊休農地の解消にご尽力をお願いします」と激励した後、農業委員会の藤田優一会長がパトロール宣言をしました。そして農地パトロール初日のきょう(28日・金曜日)は達曽部地区と附馬牛地区の2地区で見回りが行われました。このうち達曽部地区では農業委員などが地図を見ながら登録されている農地の場所を確認すると、状況を調査して農地として利用できるか放棄地となっているかを記録していました。なお農地パトロールは来月9日(火曜日)まで市内11地区で行われ調査の結果をもとに農地利用の促進などにつなげていくということです。

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