2024年6月25日放送

みんなの井戸端会議 始まる

市長と市民が意見を交わす「みんなの井戸端会議」がきのう(24日・月曜日)から始まりました。「みんなの井戸端会議」は市民が感じている地域課題などについて市長が直接話を聞き、今後の市政運営の参考にしようと開催されています。また今回は令和8年度をスタートとする「第3次遠野市総合計画」の策定の参考にすることを目的に、「市民との協働による地域づくり」をテーマに開かれています。初日となったきのう(24日・月曜日)は土淵地区センターで開かれ市民37人が参加しました。はじめに多田市長が「みなさんから率直な意見をいただきそれを計画に反映させたい」とあいさつしました。このあと、参加者から日ごろ感じていることやまちづくりに関する意見や要望が寄せられました。このうち、「通学路や危険な道路の幅を広げてほしい」との要望に対して、多田市長は「各地区から多くの要望がある。優先順位をつけて順番に行っていく」と答えました。また、旧土淵中学校の活用について「地域おこし協力隊の制度を活用して運営をサポートしてもらうなどしながら地域の活性化につなげたい。」「空き教室の利用料を安くすることでより旧土淵中の活用ができるのでは。」といった意見が出されました。このほかクマの出没に関することやふるさと納税についてなど多くの意見が寄せられていました。井戸端会議を終えた参加者は「直接市長に意見を伝えることができるしさまざまな年代が一緒に地域の課題について考えるいい機会。」と話していました。なお、井戸端会議は、来月(7月)13日(土曜日)まで各地区で開催される予定です。

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