2024年6月25日放送

第46回東北馬力大会馬の里遠野大会

第46回東北馬力大会馬の里遠野大会がおととい(23日・日曜日)宮守町の柏木平優遊広場で開催されました。大会には遠野市内や青森県などから去年より10頭多い26頭が出走し、7種目のレースが行われました。競技は、階級ごとに300キロからおよそ940キロまでの重りをのせたそりを馬がひっぱってゴールを目指すタイムレースとなっています。最大の見どころはコース後半に設置された高さ2・5メートルの大きな障害を登るシーンで、引き手と馬が息を合わせ「人馬一体」となって登りきると会場からは拍手がわいていました。また今大会は動物愛護の観点から、競技中を含めて会場内で馬をむちや手綱などでたたく行為を一切禁止にして実施されました。このほかポニーレースも行われ、小さい体で懸命に走る姿を見せ、会場を盛り上げていました。そして、最後に行われた一流馬班のレースは、今大会で最も重いおよそ940キロの重りをひいた3頭の馬が僅差で並び、見ごたえのある展開となりました。なお一流馬班の優勝は青笹町から参加した菊池良夫さんのマツノハヤテ号です。観客たちは目の前で繰り広げられる迫力満点のレースを堪能した様子でした。

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