2024年6月20日放送

韓国のホップ農家が 遠野を視察

韓国のホップ農家が今週月曜日(17日・月曜日)から2泊3日の日程で遠野を訪れてホップの栽培方法などを学びました。視察で遠野を訪れたのは韓国のホップ農家など合わせて9人です。現在、世界的にクラフトビールが人気を集める中、韓国でもホップ栽培に関心が高まっているそうです。この中、韓国のホップ農家などは栽培技術の蓄積がありホップを観光戦略やまちづくりの中心に位置づけている遠野市に注目し、栽培などについて学ぼうと視察が実現しました。取材した18日(火曜日)、視察の一行は午前中遠野市のホップとビールを活用したまちづくりや栽培方法などについてBrewGoodの田村淳一代表取締役やBrewGood顧問の村上敦司農学博士から説明を受けました。説明を聞いた韓国のホップ農家からは、肥料を与えるタイミングや用途によって使い分ける農薬の種類などについて質問が出されていました。また、午後は市内のホップ畑を訪れ畑の様子やホップの余分に伸びたツルを切り取る作業を見学しました。視察した一行はこの学びを韓国でも生かそうと、熱心に説明を聞いていました。なお、このあとにはホップ乾燥センターで設備を見学したほか、加工方法についても学んだということです。

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