2024年6月18日放送

6月遠野市議会定例会 一般質問2日目

6月遠野市議会定例会はきょうも(18日・水曜日)一般質問が行われ、5人の議員が質問にたちました。2日目のきょう(18日・火曜日)は、昆明美議員小松正真議員新田勝見議員瀧本孝一議員佐々木大三郎議員が登壇し加工販売に関する法律改正への対応や地域農業の担い手・営農組織の育成について、人口減少問題とその対応について市の考えを正しました。このうち、漬物の製造に関して、食品衛生法の改正により今月から営業許可が必要となったことを受け、市の対応について問われた多田市長は、「既存施設の活用を検討する生産者に対する「売れる農畜産物生産支援事業」による支援や地域の実情、生産者の声をていねいに聞き取り、後継者の育成、食文化の伝承に向けた支援を行っていく」と答えました。また、地域農業の担い手・営農組織の育成について問われた多田市長は、「担い手の確保、営農組織の育成と、農地を活用してどのように運営していくか両方考えていかなければならない。将来、もっと大きな経営体や企業の参入による経営になっていく可能性は多いにある。」「そこにいく過程で今、担い手の育成や営農組織をサポートしていくことは非常に重要である」と述べました。さらに下水道条例と農業集落排水施設条例の改正について問われた多田市長は、「遠野市の下水道事業は、使用料収入だけでは経営が難しく一般会計で補填し続けてきた。今回の使用料改定は、人口減少および施設の更新を見据えた今後50年の財政シミュレーションを行ったもので、この先の経営を考えた第一歩であるみなさんの負担が増えることは申し訳なく思うがご理解をいただきたい」と答えました。なお、6月遠野市議会定例会は、あす(19日・水曜日)とあさって(20日・木曜日)予算等審査特別委員会が開かれます。

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