2024年6月17日放送

市内の学校へ図書寄贈

先週金曜日(14日)の「遠野物語の日」に合わせて、市内の学校に『遠野物語』の魅力をわかりやすく解説する本が寄贈されました。本を寄贈したのは富川屋の富川岳代表です。富川さんは、自身が執筆し去年6月に自費出版した「本当にはじめての遠野物語」を市内の小中学校と高校16校にそれぞれ3冊ずつ、合計48冊を寄贈しました。市役所とぴあ庁舎で開かれた寄附採納式では、富川さんから多田市長や遠野高校、緑峰高校の副校長に本が手渡されました。今回、寄贈された「本当にはじめての遠野物語」は、『遠野物語』に込められた思いや誕生した背景などが地図、イラスト、写真を交えてわかりやすく解説されている本です。寄贈を受けた多田市長は、「ありがとうございます。読みやすいデザインになっているので、今後、子どもたちが『遠野物語』に触れる機会が増えていくと思います」と、感謝を伝えていました。また、富川さんは、「本を通じて子どもたちに自分たちが暮らしている遠野は面白い場所だということを感じてほしい」と話していました。

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