2024年6月11日放送

附馬牛小学校で夢の教室

プロスポーツ選手などが「夢先生」として授業を行う「遠野わらすっこ夢の教室」が先週6日(木曜日)附馬牛小学校で開かれました。夢の教室は、未来を担う子どもたちに夢を持つことや仲間と協力することの大切さなどを伝えようと日本サッカー協会と遠野市が開いています。この日は、附馬牛小学校の5・6年生14人を対象に元オリンピック競泳選手の寺村美穂さんが夢先生として講師を務めました。寺村さんは、高校2年生の時にインターハイ優勝、大学時代の2013年には女子200M個人メドレーで世界水泳選手権の日本代表選手に選出。また、2014年と18年のアジア競技大会ではともに銅メダルを獲得しました。さらに2016年のリオデジャネイロオリンピック、東京2020オリンピックの2大会に出場しその後現役を引退しました。そして現在は、自身が所属する会社でスポーツが与える力を多くの人に伝える活動をしています。体育館に集まった児童たちは、寺村さんと一緒にジャンケンゲームやしっぽ取りゲーム、ボールを使っただるまさんが転んだに挑戦しました。児童たちは、ゲームを通して、クリアするためにはどうしたら良いかみんなで考えを出し合い、楽しみながら体を動かしていました。続いて教室に移動し、寺村さんがこれまでの経験から夢や目標を持つことや努力することの大切さなどを話しました。また、2度の手術から挫折を経験した際にまわりの人たちの支えや応援が自身の力になったことを話し、夢・努力・仲間の3つの言葉が原動力になっていたと伝えました。最後には児童が将来の夢やことしの目標を発表しました。夢の教室を通じて、附馬牛小学校の児童たちは夢や目標を持つことの大切さや、自分の将来像について考える貴重な経験となった様子でした。なお、来週17日・月曜日には、小友小学校と鱒沢小学校合同で夢の教室が開かれるということです。

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