2024年4月24日放送

よりよい保育環境を テーマ別井戸端会議

よりよい保育環境をつくっていこうと、テーマ別井戸端会議が先週金曜日(19日)、市役所本庁舎で開かれました。テーマ別井戸端会議は、福祉や教育など、各分野に携わっている人から意見を聞き課題の解決につなげようと遠野市が開催しています。この日は、市保育協会をはじめ、保育士や保護者などが出席して、「保護者や職員にとって望まれる保育環境について」をテーマに意見が交わされました。出席した職員からは、「保育士の人員配置について市内の各保育園において園児の定員を見直すなどして、基準は満たしているが、途中から入所を希望する子どもを受け入れることが難しい状況にある」と保育士が不足している現状が伝えられました。また、「子どもが少ないからこそひとりひとり丁寧にみることができるのが遠野の保育ということが実現できれば、強いアピールポイントになる」と人員確保に向けた取り組みの重要性について意見が出されていました。さらに今ある現状で改善できることとして、「保育士が子どもを見ることに専念できるよう、事務の効率化を図ることも必要」といった意見も出されていました。なお、市ではこの日出た意見をまとめるとともに、今後もさまざまな立場の人から意見を聞く場をつくり、よりよい保育環境の実現に取り組んでいくということです。

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