2024年4月15日放送

特別公開「遠野城絵図」

遠野市立博物館で先週金曜日(12日)から、江戸時代の鍋倉城を描いた「遠野城絵図」の特別公開が始まっています。春の企画展示で特別公開されている遠野城絵図は、江戸時代の鍋倉城が墨で描かれたもので、縦・横1メートル以上の大きさがあります。絵図をよく見ると、本丸をはじめとしたそれぞれの場所の大きさを記した漢数字が確認できます。また、赤い文字の付せんは遠野出身の人類学者伊能嘉矩によって書かれたもので、屋敷や門、土塁などがどの場所に配置されていたのか記されています。鍋倉城の構造や変遷を知ることができる「遠野城絵図」は来月12日まで特別公開され、会場では鍋倉城の歴史やこれまでの発掘成果を紹介するパネルも展示されています。なお、広報遠野4月号を持参して入場すると、2人まで無料になるということです。

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