2024年4月12日放送

上郷小学校 白樺樹液採取体験

上郷小学校の児童がきのう(11日・木曜日)白樺の樹液採取を体験しました。きのう上郷町の貴重な産業遺産佐比内大峰鉱山跡地に広がる白樺林を訪れたのは上郷小学校の3年生4人です。この白樺樹液採取体験学習は児童たちに自然と触れ合いながら上郷町への郷土愛を育んでもらおうと上郷町地域づくり推進協議会が毎年この時期に開いていてことしで22回目となります。はじめに佐比内牧野農業協同組合の堀切金正組合長がことしの白樺樹液の出来について説明しました。説明が終わると、児童たちは早速樹液採取に挑戦。ドリルで白樺に穴をあけ木くずを取りのぞいて管をつけると透明な樹液がぽたぽたとあふれ出しました。児童たちはあふれ出した樹液をコップにためて口に含むと「甘い」などと声を上げて自然の恵みを味わっていました。地域の自然の中で育まれた白樺の樹液。採取を通して児童たちは地元上郷の魅力を再発見した様子でした。なお、児童たちは樹液採取のあとには大峰鉱山跡など上郷町にある遠野遺産を巡り自分たちの住む地域への理解を深めたということです。

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