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2024年4月3日放送

多様な人材活用事業報告会

遠野市で活動している地域おこし協力隊の隊員や地域活性化起業人が先週火曜日（３月２６日）、市役所本庁舎で活動報告を行いました。市では、国の地域おこし協力隊制度や地域活性化起業人制度などを活用して多様な人材を受け入れ、地域課題の解決や地域活性化に向けた取り組みを推進しています。地域活性化起業人制度は、地方自治体が三大都市圏にある民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かしてもらいながら地域独自の魅力や価値の向上につながる業務に従事してもらう制度です。この日は、地域おこし協力隊員や地域活性化起業人などの活動状況を広く知ってもらおうと報告会が開かれました。報告会には、各町の地域づくり団体などからおよそ７０人が集まる中、地域おこし協力隊員や地域活性化起業人、国際協力機構ＪＩＣＡなど遠野で活動している１３人が活動実績や今後の展望について発表しました。このうち、観光コーディネーターとして活動している地域おこし協力隊の山路希代子さんが、「宮守棚田とめがね橋ライトアップツアー」や「早池峯神社などを巡るバスツアー」を企画・実施できたことを報告したあと、今後の展望について発表しました。ほかにも、地域活性化起業人として活動している東京都のコンテンツ配信サービスなどを手がけるＤＭＭ．ＣＯＭの嶌田督さんは、ＳＮＳを活用し遠野市の名産品などを擬人化して漫画でＰＲしたことなどを報告しました。報告をした人たちは、それぞれの次の活動に向けて決意を新たにしている様子でした。

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