2024年3月29日放送

『絆』女子野球交流大会に向けて 岩手絆ガールズ・Venus

あす30日・土曜日から2日間、大船渡市で「第12回『絆』女子野球交流大会が開かれます。その大会に向けて遠野市を拠点にするチームが練習に励んでいます。旧小友中学校の校庭で練習していたのは、県内の小学生が集まる「岩手絆ガールズ」と中高生が集まる「岩手絆Venus」です。岩手絆ガールズとVenusは、東日本大震災をきっかけに野球を通じて元気になろうと震災の翌年に岩手で初めての女子野球チームとして結成されました。現在は、遠くは二戸市からの選手も所属しており、毎週日曜日、旧小友中学校や市内の屋内グラウンドなどで練習を重ねています。この2つのチームが出場するのはあすからの2日間、大船渡市で開催される『絆』女子野球交流大会です。この大会は、『絆』パワーで東北に笑顔の花を咲かせよう」をスローガンに県内外の選手との交流や技術の向上などを目的に岩手絆女子野球クラブが主催し、今回で12回目となります。また、震災があった3月に大会を開催することで、震災を心にとめ復興していく様子も感じてほしいという願いも込められています。取材したこの日は6人の選手が集まり、バッティング、守備練習などに励んでいました。また、練習には選手を支えるOGの姿もあり、遠野高校野球部のほか絆Venusに在籍した後花巻東高校の女子硬式野球部でプレーした松田七海さんも一緒に練習しながら現役選手をサポートしていました。先輩からのエールを受けながら、チーム名のように学年、チームの垣根を越えて『絆』を大切に練習に励む岩手『絆』ガールズとVenus。あすからの大会では学童の部にガールズ、中高生の部にVenusがそれぞれ出場し、『絆』パワーで旋風を巻き起こします。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.