2024年3月20日放送

遠野市乗用馬市場50周年記念パーティー

遠野市乗用馬市場50周年を記念したパーティーがきのう(19日・火曜日)、あえりあ遠野で開かれました。遠野市乗用馬市場は、本州で唯一の乗用馬の競り市で、昭和49年10月13日、上閉伊畜産農業協同組合の家畜市場で最初に開催され、去年10月50周年を迎えました。きのうの記念パーティーでは、日本中央競馬会や日本馬事協会などから関係者およそ80人が出席する中、初めに遠野市畜産振興公社理事長で遠野市乗用馬市場50周年記念事業実行委員会の菊池茂勝会長が「私たち生産者は、これからも全国の皆様のニーズに答えられるよう努力いたします。今後も変わらぬご支援・ご指導をよろしくお願いします」とあいさつしました。乾杯の後は感謝状贈呈が行われ、60年以上に渡り乗用馬の生産に携わり、平成13年からの17年間乗用馬生産組合の組合長としても尽力した小友町の菊池榮喜さんに感謝状が贈られました。また、会場には、岩手に古くから継承されてきた馬の文化を身近に感じてもらおうと、「遠野まつり」や「チャグチャグ馬コ」などの岩手の馬に関わるお祭りのポスターも展示され、遠野市乗用馬市場50周年に華を添えていました。なお、遠野市乗用馬生産組合では、今後も馬産地として築かれてきた環境を守り活用しながら、様々なニーズに応えられる乗用馬の生産を目指していくとしています。

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