2024年3月13日放送

こども本の森 遠野 寄付採納

県外の一般財団法人が今週の日曜日(10日)こども本の森遠野に今回で2度目となる寄付金を贈りました。この日、こども本の森遠野を訪れたのは一般財団法人鴇田くに奨学基金の早川貴子理事長など9人です。法人名になっている鴇田くにさんは、明治33年に石川県輪島市で生まれ「地元の子どもたちにたくさん本を読んで立派な人になって欲しい」という願いのもと、昭和22年から亡くなるまでのおよそ40年間輪島の小中学校に図書購入費を寄付してきました。平成14年には現在顧問を務めている早川忠孝さんが鴇田さんの意思を継ぎ基金を設立。東日本大震災以降は被災3県の小中学校に本を寄贈するなど「子どもたちの未来のために」を合言葉に活動を続けてきました。今回は、被災地の文化復興拠点として整備されたこども本の森遠野の運営に役立ててもらいたいと寄付金10万円を贈りました。また鴇田くに奨学基金は、こども本の森遠野開館前の令和2年12月に5万円を寄附していて今回と合わせて15万円の寄付金を贈っています。寄付金を受け取った多田市長は、「子どもたちの可能性を広げるためには本がとても重要です。ありがたく頂戴して有効活用させて頂きます」と感謝の言葉を贈っていました。

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