2024年3月13日放送

市内中学校 卒業式

市内全ての中学校できょう(13日・水曜日)卒業式が行われ、卒業生たちが思い出と希望を胸に旅立ちました。まずは遠野中学校の卒業式からお伝えします。雪がちらつき冬の寒さがまだ残る中、遠野中学校から旅立ちの日を迎えたのは、120人の卒業生です。式でははじめに、在校生や保護者からのあたたかい拍手で卒業生たちが入場した後、堀村克利校長から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。続いて、堀村校長がコロナ禍から日常へと変化が著しい中の学校生活だったことを労わりながら、「難しいことでもそれを壁だとは思わず、扉だと思って向き合えばいつか開くことができるでしょう。胸をはって旅立ってください」と激励の言葉を送りました。次に、在校生を代表して2年の菊池崇伍さんが「困難があっても共に乗り越えてきた仲間たちを忘れず頑張ってください」と送辞を述べました。これに対し、卒業生を代表して水内大和さんが答辞を述べました。遠野中学校120人の卒業生たちは、中学校生活で関わった全ての人へ感謝の気持ちを示しながら、それぞれの道へ力強く羽ばたいていきました。続いては、遠野東中学校の卒業式です。遠野東中学校では男女合わせて46人の卒業生が保護者や在校生の拍手に迎えられる中、入場しました。卒業証書授与では卒業生の名前が1人ずつ呼ばれ、佐々木誠校長から卒業証書を受け取りました。このあと、式辞で佐々木校長が「みなさん1人1人は私たちにとって夢であり希望であります。輝かしい未来をひらくと信じています」と、卒業生にはなむけの言葉を送りました。また在校生を代表して2年の金濱望美さんが「東中学校の伝統をこれからの代につないでいき、3年生の皆さんの思い出の場所として守り続けていきます」と、送辞を述べました。そして卒業生代表の佐々木花実さんが、答辞で共に過ごしてきた仲間たちや教職員への感謝を伝えました。遠野東中学校の卒業生たちは3年間の思い出を胸に、晴れ晴れとした表情で学び舎を巣立っていきました。続いては、遠野西中学校の卒業式です。今年度遠野西中学校を卒業するのは、男女合わせて38人です。卒業生たちは、保護者や在校生の温かい拍手に迎えられ入場しました。式では、卒業生一人一人が担任の先生から名前を呼ばれた後、菊池一洋校長から卒業証書を受け取りました。続いて、菊池校長が「これから皆さんは大海原への船の旅に出ます」嵐が来ることもあるでしょうが皆さんには自分で考え実行する力が備わっているので自信をもって船を漕いで前に進んで下さい」と式辞を述べました。この後には「門出のセレモニー」が開かれ在校生を代表して2年の多田凜太朗さんが、「私たちは先輩方と過ごした日々を忘れず皆さんが受け継いできた伝統をさらに発展させていきます」とはなむけの言葉を贈りました。これに対し、卒業生を代表して多田蒼人さんが、3年間の学校生活を振り返りながら答辞を述べました。またセレモニーでは、在校生と卒業生がそれぞれ合唱を披露し、感謝の気持ちを歌声に乗せて伝え合いました。卒業生たちは保護者や在校生に見守られながら3年間の思い出が詰まった学び舎を旅立ちました。

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