2024年3月12日放送

高規格救急自動車 配置

遠野消防署に配備されていた高規格救急自動車が新しく更新され、その配置式がきのう(11日・月曜日)総合防災センターで行われました。きのうの配置式では、はじめに多田市長から遠野消防署の奥寺勝署長に配置書が手渡されました。遠野消防署に配置された高規格救急自動車は、福島県国見町から無償で譲与されたもので、広い車内空間と揺れの少なさが特徴です。また、管内の高規格救急自動車では初めて電動ストレッチャーが搭載されていて、救急隊員が要救護者を運び入れる際の負担軽減が期待できるということです。多田市長は「管内の出動件数が1日あたり3.5件と20年前の2倍に増える中、新たに配置された高規格救急自動車の活躍を大いに期待しています」とあいさつしました。なお、遠野市消防本部によりますと去年1年間の管内での救急件数は、1,285件となっていて平成23年から毎年1,000件を超える状況にあるということです。遠野市消防本部では今後も多様化する消防業務に対応するため、消防車両のさらなる高機能・高性能化を進めながら、消防力の強化および機動力の向上を図っていくとしています。

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