2024年3月6日放送

遠野市の友好都市 菊池市・西米良村交流団 来遠

遠野市の友好都市からの交流団が先月(2月24日・土曜日)遠野市を訪れ市民との交流を深めました。遠野らしい雪景色に包まれたこの日、遠く離れた九州地方から遠野市を訪れたのは、熊本県菊池市の交流団11人と、 宮崎県西米良村の交流団7人です。この交流事業は遠野市の友好都市から交流団を招き、遠野の文化や暮らしを知ってもらい、お互いの理解を深め、交流することを目的に行われています。菊池市とは平成10年、西米良村とは平成18年に友好都市を締結して以来、お互いの市を訪れて文化や歴史に触れ、改めて地元を見つめなおす機会をつくっています。交流団一行は、初日の先月24日・土曜日に、遠野ふるさと村でどべっこ祭りに参加しました。どべっこ祭りでは、どぶろくや遠野の郷土料理を堪能したほか、昔話や塚沢早池峰神楽などを楽しみました。2日目は、市立博物館やカッパ淵、伝承園などを訪れ、遠野の文化に触れました。カッパ淵ではカッパ釣りを体験し、時折場所を変えながらカッパの登場を期待していたということです。そして夜には歓迎交流会が開かれ、多田市長が「お互いの市を行き来して、思い出を一緒に作っていきましょう。」とあいさつし一行を歓迎しました。また交流会では長野獅子踊りも披露され、交流団は勇壮な舞に見入っていました。ほかにも交流団は市内の寺院や神社の参拝、町家のひなまつりの散策や遠野物語ファンタジーを鑑賞するなど遠野の文化や歴史を学びました。この交流事業を通じて交流団一行は遠野で有意義な時間を過ごした様子で帰路についたということです。

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