2024年3月1日放送

市内の高校で卒業式

遠野高校と緑峰高校できょう(1日・金曜日)、卒業式が行われ、卒業生たちは3年間の思い出を胸に新たな進路に向けて学び舎を巣立っていきました。遠野高校では、卒業生103人が保護者や在校生などの温かい拍手に迎えられる中入場しました。卒業証書授与では、卒業生が一人ずつ名前を呼ばれたあと、伊藤正則校長から卒業証書を受け取りました。このあとの式辞で、伊藤校長が「本校は120年以上の歴史を誇る伝統校です。卒業生の皆さんは、伝統ある遠野高校で学んだ気概と誇りを忘れず、新たな世界で力強く歩みを進めてください」とはなむけの言葉を送りました。続いて、在校生を代表して生徒会長の佐々木琶音さんが「先輩方がそれぞれの夢に向かって進む道は、決して平坦な道ばかりではないかもしれません。そんな時はやさしい仲間と過ごしたかけがえのない遠野高校での日々を思い出し乗り越えていってください」と送辞を述べました。これに対し卒業生を代表して佐藤千星さんが答辞を述べました。新たな門出を迎えた卒業生たちは、保護者や在校生に見送られ、感謝を胸に3年間過ごした学び舎を旅立っていきました。なお、卒業生は、きょう現在で進学が86人、就職が17人と全員進路を決めているということです。続いては緑峰高校の卒業式です。今年度、緑峰高校では生産技術科19人情報処理科11人の合わせて30人が卒業の日を迎えました。式では初めに卒業証書授与が行われ、卒業生たちは高橋堅校長から卒業証書を受け取りました。卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡した高橋校長は式辞で、「卒業おめでとうございます。緑峰高校を卒業したという自信を胸に、これから次のステージに歩みを進めてほしいです」と、はなむけの言葉を送りました。続いて、在校生を代表して2年生の菊池美嘉さんが「先輩方は私たちの誇りです。これからは先輩方の築いた伝統を引き継ぎ、さらに発展していけるように努力します」と、送辞を述べました。このあと卒業生を代表して菊池陸さんが3年間の高校生活を振り返りながら、先生や保護者、同級生たちへの感謝をつづった答辞を述べました。また式が終わると、卒業生は保護者に向けてこれまでの感謝の思いを伝え、瓶の中にドライフラワーが入った「ハーバリウム」を贈りました。なお、卒業生たちは地元企業などへの就職が23人、進学が7人と全員進路を決めていて、それぞれが新たな道に向かい思い出の詰まった学び舎を巣立っていきました。

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