2024年2月29日放送

研修生も堂々と披露 第40回遠野昔ばなし祭り

40回目となる遠野昔ばなし祭りが先週土曜日(24日)から2日間、あえりあ遠野で開催されました。遠野昔ばなし祭りは、遠野の貴重な文化遺産である昔話を保存・伝承していくとともに「語り部」の後継者を育成していこうと開催されことしで節目の40回を迎えました。今回の遠野昔ばなし祭りでは、遠野昔話語り部の会の会員が遠野に伝わる昔話を表現豊かに披露したほか、子ども語り部として綾織、小友、土淵小学校の児童がそれぞれ出演しました。初日は、土淵小学校の1年生から5年生までの児童たちが「とうふとこんにゃく」や「オシラサマ」を語り、訪れた人たちを物語の世界に引き込みました。また、今回は、「昔話」を次の世代につないでいこうと開かれた「昔ばなし語り部講座」に参加した研修生6人も出演。研修生たちは、少し緊張した様子を見せていましたが、舞台に上がるとこれまで繰り返し練習してきた成果を見事な語りで披露しました。このほかにも、前回大好評だった昔話の寸劇も上演された遠野昔ばなし祭り。訪れた人たちは次々と語られる遠野の昔話に熱心に耳を傾け、聞き入っていました。

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