2024年2月28日放送

第49回遠野物語ファンタジー「卯子酉の淵」 公演終わる

遠野物語ファンタジーのことしの公演が今週日曜日で終わり、(25日)市民手作りの舞台に観客から盛大な拍手が送られました。49回目となることしの遠野物語ファンタジーは卯子酉神社や愛宕神社などが舞台となった「卯子酉の淵」です。物語は、将来を誓い合い縁結びの神である卯子酉神社に足しげく通う、ミツと利一を中心に描かれていています。劇中では盗賊にさらわれてしまったミツを探す利一と、その一方で家族から利一が亡くなったと告げられ絶望するミツ。2人の揺れ動く感情が表現されています。ことしは3回の公演で延べ1,003人の観衆が物語の行方を見守りました。また、舞台では地元の下同心音頭や、バレエスタジオの登場に加え、ファンタジー・ミュージック・アンサンブルが生演奏をするなど総勢およそ250人のキャスト・スタッフが舞台の成功を支えました。舞台終了後にはキャストがホワイエに出て観客に感謝の気持ちを伝えていました。

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