2024年2月26日放送

3月遠野市議会定例会一般質問 始まる

3月遠野市議会定例会の一般質問がきょう(26日・月曜日)から始まり、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には千田由美子議員佐々木敦緒議員小松正真議員菊池美之議員菊池忠信議員の5人が登壇しデジタルトランスフォーメーションの推進などについて市の考えを正しました。このうち出生から未就学におけるDXについて問われた市は、子育て中の若い世代はスマートフォンアプリなどを積極的に活用している世代であり、DX化の推進やその活用についても大きな成果につながりやすいものと捉えているとした一方で、母子手帳のDX化については、母子手帳交付の際に全ての妊婦と面接するなど伴走型支援を実施していることから、子育て分野のDX化を推進していくとともに引き続き対面での相談や支援にも努めていくと答えていました。また、一般財団法人TRCの空き家取得物件について問われた多田市長は、市内中央通りの物件、2件を取得したとし、陶器市や産直として活用されまちなかのにぎわいを創出したと報告しました。今後については市とTRCがそれぞれ主体となり観光・関係人口の拡大中心市街地をはじめ各町に点在する地域資源をいかしたにぎわいの創出に取り組んでいくと答弁しました。このほか、遠野市畜産振興公社の経営について問われた多田市長は、今年度、馬の里部門と放牧部門あわせて1、600万円の赤字が見込まれていることから今後改革を進めていく考えを示しました。具体的には馬の里部門と放牧部門を分社化し馬の里部門では収益の柱に競走馬部門を据えJRAなど多様な団体と連携を図っていくとしています。また、放牧部門では、家畜の餌である粗飼料の生産などを請け負う畜産コントラクター事業の推進により外的要因に左右されにくい畜産経営を実現していくと答弁していました。なお、3月遠野市議会定例会は、あす(火曜日27日)も一般質問が行われ、4人の議員が登壇する予定となっています。

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