2024年2月14日放送

市長記者懇談会 3項目を発表

2月の遠野市長記者懇談会がきのう(13日・火曜日)とぴあ庁舎で開かれ、令和6年度の遠野市一般会計予算案などについて発表されました。市長記者懇談会では初めに多田市長が、令和6年度遠野市一般会計予算案について発表しました。それによりますと来年度の予算は、「産業振興・雇用確保」「少子化対策・子育て支援」の2つを重点施策として創り上げていき、市民と共に果敢にチャレンジする「遠野の未来共創予算」と位置づけ、新たに19事業を加えた357事業、総額181億円で編成しています。予算の総額は令和5年度と比べ8億5000万円の減となっています。このうち産業振興・雇用確保の分野では、新たに公共牧場利用促進事業費や、観光・交流施設整備保全事業費などを盛り込んだ71事業、17億7,617万円で予算が編成されています。一方、少子化対策・子育て支援では乳幼児から高校生までの医療費給付について、所得制限の撤廃や一部負担金の廃止により医療費を完全無償化することで子育て世代の経済的負担の軽減を図るということです。続いて、令和5年度遠野市一般会計補正予算案について歳入歳出にそれぞれ2億3,657万6千円を追加し、総額211億6,752万3千円とすることが発表されました。主な内訳として、医療法人社団の設立に係る出捐金の計上に1億200万円、総合食育センター管理費をはじめとした臨時的な経費の計上として1億8480万6千円などとなっています。また、遠野高校と緑峰高校がそれぞれ実施している総合的学習の発表会が開催されることも発表されました。このほか市内の主要行事として、「遠野町家のひなまつり」が来週22日・木曜日からおよそ2週間開催されることや、第49回市民の舞台遠野物語ファンタジー「卯子酉の淵」が、市民センターで来週24日・土曜日と25日・日曜日に開演されることなども発表されました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.