2024年2月7日放送

令和6年産水田農業に係る地区座談会など開催

令和6年産水田農業に係る地区座談会がきのう(6日・火曜日)から各地区センターなど10会場で始まりました。この座談会は、農業者に来年度の水田農業の取り組み方針などを説明しようとJAいわて花巻の冬期座談会と一緒に開催されました。きのうの座談会にはおよそ40人が集まる中、はじめに、JAいわて花巻の担当者から令和6年度事業計画案などが説明されました。それによりますと、基本方針として「銀河のしずく」の作付け拡大やJA独自の支援による園芸作物の振興、安全安心な農畜産物の生産に取り組んでいくということです。また、JAが持っている総合事業の強みを生かしながら、地域の彩りある「食」と「農」を守り、光と活力が溢れる地域づくりに貢献していくとしています。ほかにも、安全安心の取り組み強化や施設・倉庫の効率化に向けた検討を進めながら最大限の主食用米の作付けを推進していくということです。続いて、市の担当者から令和6年産主食用米の生産目安や令和6年度水田農業の取り組み方針などについて説明されました。それによりますと、米の価格の安定に向け、需要に応じた主食用米の生産と収益性・定着性のある品目への作付け転換により農業者の所得確保を図っていくとしています。また、令和6年産主食用米の遠野市の目安については、人口減少や食生活の変化による減少が続いていることから前年に比べ105トン少ない8,182トンに設定したということです。ほかにも主食用米については「いわてっこ」や岩手県のオリジナルブランド米「銀河のしずく」を中心に品質や食味、収量の向上を図りながら引き続き消費者への積極的なPRを実施するなど遠野市産の米の消費拡大に向けて取り組みを進めていくということです。なお、地区座談会は、きょうは、土淵地区センターなど4カ所で開催され、明日以降も綾織地区センターなど5カ所で開催されます。

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