2024年2月6日放送

遠野市小中学校 環境・科学研究発表会

遠野市小中学校環境・科学研究発表会が先週土曜日(3日)あえりあ遠野で開かれました。この発表会は、身近な環境や科学の中にテーマを見つけ、それぞれに工夫しながら問題の解決に迫ろうとする意欲を育むことを目的に遠野市教育委員会と遠野市教育研究所が開催しました。この日は、はじめに、模範発表として緑峰高校の生徒が江戸時代に遠野地域でよく食べられていたという幻の郷土料理「かざりめし」についての研究を披露しました。このあと、小学校3・4年の部、小学校5・6年の部、中学校の部の3つに分かれ、児童・生徒たちが環境や身近な疑問をテーマに調査・研究を重ねてきた成果を発表しました。このうち、遠野小学校4年の高橋幸李さんは、「コーラでほねがとけるのか」と題してとりの骨やたまごの殻、あさりの貝殻を使った実験について発表しました。また、附馬牛小学校5年の新田一愛さんは、身の回りで見かけて気になったアシナガバチの巣について調べたことを発表しました。ほかにも、遠野東中学校の生徒たちは、祖母からてんとう虫に畑の野菜の葉が食べられて困っているという話しを聞いたことをきっかけにてんとう虫の駆除についての考えを述べていました。会場に集まった児童生徒たちは、自分以外の人たちの研究内容に興味を持ちながら発表を聞いたり、質問をしたりしながら、今後の新たな視点を持った環境・科学の研究に意欲を高めていた様子でした。

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