2024年2月2日放送

遠野市防災会議

遠野市防災会議がきのう(1日)、市役所本庁舎で開かれました。この会議は、防災や災害が発生したときの対策の基本となる遠野市地域防災計画の内容について協議し、岩手県の地域防災計画と整合性を図るため、毎年開かれています。きのうは、市の防災会議の委員27人が出席して、市の地域防災計画と水防計画の修正について協議され、すべて原案の通り承認されました。このうち、市地域防災計画の見直しについては、災害発生時、市は救助が必要な人を素早く把握するため安否が不明な人についても関係機関の協力を得て積極的に情報収集を行うことなどが追加されました。また積雪に伴い、車両の大規模な立ち往生が発生し、解消までに長い時間を必要とすると見込まれる場合には、道路管理者と関係機関が互いに連携して、車両の乗員に対する支援体制の構築に務めることなども記されました。続いて、水防計画の見直しでは雨を要因とする特別警報の指標などが追加、修正されました。会議のおわりには、令和6年能登半島地震に伴う市の活動について担当者が報告しました。担当者は、届けた支援物資や訪れた七尾市の被害状況について説明しました。なお、遠野市では、来週9日・金曜日から16日・金曜日までの期間、能登町に家屋被害認定調査の業務を行う職員を一人派遣するということです。

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