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2024年1月29日放送

文化財防火デーに伴う消防訓練

先週２６日・金曜日に「文化財防火デー」を迎えたことを受けて、市内ではきのう（２８日・月曜日）宮守町鱒沢の白山神社で消防訓練が行われました。文化財防火デーは昭和２４年１月２６日に法隆寺の金堂壁画が焼損したことを受けて文化財保護に関する意識を高めようと、昭和３０年に国が定めました。きのうは遠野遺産に認定されている白山神社鞍迫観音堂付近の林で火災が発生した想定で訓練が行われ、市の消防職員や消防団、地域住民などおよそ４０人が参加しました。参加した住民たちは消防への通報や重要物品の運び出し・初期消火といった、火災発生時の初動対応に取り組みました。続いて、消防団による消火活動の訓練も実施されました。訓練終了後、遠野消防署の奥寺勝署長は、「今回は高台という場所に合わせて適切な対応ができていました。先人から受け継いできた文化財を守っていくためにこれからも火災予防をお願いします。」と話していました。なお遠野消防署によりますと、去年市内では６件の建物火災が発生し、ことしは既に１件発生しているということです。

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