2024年1月24日放送

綾織町新春のつどい

綾織町「新春のつどい」が今週日曜日(21日)に綾織地区センターで開かれました。綾織町新春のつどいは、綾織町民が集い新春を祝うことで地域全体の交流を促進し、地域のつながりを深めようと、綾織夢・希望のまち推進会などで構成する実行委員会が開きました。この日はおよそ100人が参加する中、初めに元日に発生した能登半島地震で犠牲になられた方に黙とうが捧げられました。続いて、実行委員長で綾織夢・希望のまち推進会会長の鈴木主計さんが、「新型コロナウイルスが5類に移行され、これまで中止となってきたイベントが徐々に再開されるようになりうれしい限りです。4年ぶりに飲食を伴う形式での実施となりますのでおおいに楽しみながら交流を深めてください」とあいさつしました。この後、遠野市出身でIBC岩手放送メディアセンターアナウンス部の菊池幸見さんが講師に招かれ、「わがまちバンザイ2024」と題した講話が行われました。菊池さんは、県内の各市町村をアポなしで訪問する番組の中で出会った人や人々が語る岩手弁について触れたほか、ラジオ番組に寄せられた岩手弁の心温まるエピソードの中から、改めて気づかされた言語文化の違いについて語っていました。また余興には、綾織小学校の子ども語り部も登場し、この日のためにたくさん練習を積み重ねてきたという昔話を披露しました。講話と昔話の後は、交流会が開かれ、お酒や弁当のほか重文千葉家の活用を考える会による特製の「お雑煮」や「田楽大根」などが振舞われました。新春のつどいに参加した人たちは、お酒や料理を口にしながら地元の郷土芸能も堪能しことし一年の地域の繁栄を願っていました。

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