2024年1月24日放送

遠野市上下水道事業審議会

今年度4回目の遠野市上下水道事業審議会がきのう(23日・火曜日)市役所本庁舎で開かれました。この審議会は、遠野市の水道事業と下水道事業の効率的で効果的な運営を図ることを目的として有識者や市民から広く意見を聞こうと設置された市長の諮問機関です。今年度は遠野市の下水道事業の経営状況改善を図っていくために必要となる、下水道使用料の見直しについて審議してきました。きのうの審議会には9人の委員全員が出席し、前回までの審議を踏まえ適切な下水道使用料のあり方について答申書の最終確認が行われ最終案のとおり決定しました。この後、審議会の菊池明敏会長から多田市長に答申書が手渡されました。答申書には使用料の水準ついて、今後10年間の経営の安定化をはかるため、1カ月あたりの使用水量が20立法メートルの場合を目安として、現在の税込み2,612円から1,128円増の税込み3,740円に引き上げることが望ましい。また、使用料金体系については、使用水量が10立方メートルまでの基本使用料を現行の税込み1,442円から648円増の税込み2,090円に引き上げると共に、従量使用料は使用水量の多い事業者に配慮して、48円から51円の範囲で引き上げることが望ましいと記載されています。なお、今年度の審議会は今回が最後で市では今後、審議会からの答申を踏まえ下水道使用料の見直しについて最終的な方針を決定するということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.