2024年1月15日放送

遠野市教育研究所 教育研究発表会

遠野市教育研究所の教育研究発表会がきのう(10日・水曜日)、市民センターで開催されました。この発表会は、市内小中学校の学力向上の取り組みなどについて情報共有することで遠野市の教育向上に役立てようと遠野市教育研究所が毎年開いています。きのうは、市内小中学校や高校の教職員などおよそ200人が集まりました。はじめに、遠野市教育研究所の所長を務める佐々木教育長が「学校、家庭、地域、そして教育研究所が一体となって遠野の子どもたちのための教育推進にご理解とご協力をお願いします」とあいさつしました。次に、ICT教育部会とキャリア教育部会から、情報活用能力についてのアンケート結果や授業の取り組み事例などが報告されました。続いて行われた発表会では、遠野・遠野東・遠野西の各中学校区ごとに今年度学力向上を図るために取り組んできた成果や課題、学習の事例が発表されました。発表を受けて、遠野市教育研究所の齋藤真所長補佐が「皆さんと共有したいのが授業と家庭学習の連動です。授業がいきる家庭学習、家庭学習がいきる授業について検討してみて下さい。実践することでどんな状況や場面でも臨機応変に使いこなす力へと高まっていくと思います」と講評しました。全体会のあとには中学校区部会が開かれ、教職員たちは今後に向けての意見交換をしながら、来年度以降の学力向上の取り組みへの参考としている様子でした。

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