2024年1月4日放送

遠野の正月2024

2024年元日。ことしの遠野市内は、穏やかな天気で新年を迎えました。そうした中、元日の遠野郵便局では、年賀はがきの配達出発式が行われました。出発式では、遠野地区を担当する配達員23人が出席する中、遠野郵便局の阿部直弘局長が激励のことばを送っていました。この後、配達員たちは、さっそく、郵便バイクに乗り、年賀はがきの配達先に出発していきました。なお、遠野郵便局によりますと、ことしの元日、市内では、およそ13万2,000通の年賀はがきが配達されたということです。また、お正月といえば「初詣」です。遠野郷八幡宮では、新年を迎え朝早くから市内外から初詣の参拝客が訪れ、拝殿の前に列ができていました。参拝客は、さい銭箱の前に来るとお金を投げ入れ、静かに手を合わせていました。この後、参拝客は、お守りや魔よけの矢を買ったり、おみくじを引いたりしていました。遠野郷八幡宮の多田頼申宮司は、「ことしの元日は、雪もなく穏やかな天気で、例年以上に参拝客にお越しいただいている」と話していました。そして、2日、市内の道の駅では初売りが行われました。道の駅みやもりめがねばし直売所では、午前9時に初売りが始まり、組合員手作りの赤飯やきりせんしょなどが店頭に並びました。また500円以上の買い物で1回挑戦できる、お楽しみ抽選会が行われ訪れた買い物客はことし最初の運試しを楽しんでいました。また遠野風の丘では新春感謝祭と題してご当地麺や遠野のお土産品など、さまざまな品を詰め込んだ福袋の販売などが行われました。中でもハズレなしの大抽選会ではいわて遠野牛のすきやき肉を当てようと長蛇の列ができ、盛り上がりを見せました。このほか、釜石市の郷土芸能である平田虎舞が威勢の良い掛け声とともに舞い、2024年のスタートを祝っていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.