2023年12月20日放送

ホップデザイン・アート展

遠野のホップ栽培60周年を記念した「ホップデザイン・アート展」が現在岩手銀行遠野支店で開かれています。この展示は、遠野のホップ栽培がことしで60周年を迎えたことを記念し、関連したパッケージやデザインなどを紹介することで、遠野のホップ栽培とビール文化の機運を高めていこうと、上閉伊酒造、遠野醸造、BrewGoodの3社が岩手銀行遠野支店と開催しているものです。店内にはBrewGoodのデザイナー上西尚宏さんがこの展示のために制作したポスター作品9枚とそれぞれの事業者が制作したビール瓶や缶のラベルデザインなどが展示されています。また、ホップ栽培60周年を記念した帽子や、遠野ホップ収穫祭で販売されたリユースカップ、さらに、ホップ畑と遠野の日常がデザインされたギフトボックスもあり、銀行を訪れた人たちの目を楽しませていました。この展示会を企画したBrewGoodの上西さんは、「遠野のホップ栽培を持続可能なものにするため、商品を通じて遠野を訪れる人が増えるきっかけとなるデザインを今後も大事にしていきたい」と話していました。また、岩手銀行遠野支店によりますと「展示は初めての試みだったが、訪れた人が足を止めて見入っている様子が伺える」とホップデザイン・アート展の開催に手ごたえを感じているようでした。なおこの展示は、今月29日金曜日営業時間の午前9時から午後3時まで見ることができます。

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