2023年12月5日放送

環境に配慮し生産された食材 市内小中学校の給食で提供

環境にやさしい方法で生産された遠野産の食材を使った給食がきのう(4日・月曜日)、市内すべての小中学校で提供されました。この事業は、子どもたちに小友町で環境保全型農業に取り組む2つの生産者が育てたお米とほうれんそうを使った給食を食べてもらうことで、環境に配慮した農業を知ってもらおうと遠野市が初めて実施しました。きのうの給食には、小友町の勘六縁が無肥料・無農薬など自然の姿を手本に栽培したササニシキと。小友町の佐々重農園が物見山から湧き出るミネラルを豊富に含む天然水で水やりするなど自然の力を借りて育てられたほうれんそうが使われました。この2つの食材は、先週28日・火曜日に勘六縁のお米180キログラムが、きのう(4日・月曜日)は佐々重農園のほうれんそう15キログラムがそれぞれ学校給食センターに届けられました。小友小学校の1,2年生の教室では、勘六縁の菊池陽佑さんなど4人が見守る中、環境保全型農業で育てられたお米とほうれんそうが使われたメニューをじっくりと味わっていました。きのうの給食を通じて児童たちは、地元、遠野で環境にやさしい方法で育てられた食材に理解を深めた様子でした。

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