2023年11月22日放送

明日の遠野の環境を考える フォーラム2023

明日の遠野の環境を考えるフォーラム2023が先週土曜日(18日)、あえりあ遠野で開催されました。このフォーラムは、遠野の豊かな環境を守るために市民の理解を深め環境保全に対する意識を高めてもらおうと環境フロンティア遠野が開催しました。はじめに、環境フロンティア遠野の似田貝順一会長が「遠野市の貴重な財産である自然環境を次の世代を担う子どもたちに残していくためにも、市民一丸となって守っていく活動をしていきましょう」とあいさつしました。この後、各種表彰が行われました。このうち、市内小学校環境に関する標語コンクールの表彰では、141点の応募がありその中から各部門で最優秀賞を受賞した3人に賞状が贈られました。環境フロンティア遠野写真コンテストの表彰では、「私の遠野」をテーマに52点の応募があった中、花巻市の瀬川正範さんの「初夏の荒川高原」が最優秀賞を受賞しました。また、市内で環境保全活動に取り組み顕著な功績のあった団体や個人に贈られる遠野市環境保全活動等表彰では、4団体と1個人が表彰を受けました。続いての基調講演では、全国で再生可能エネルギーの事業開発に取り組んでいるグリーンパワーインベストメントの岩垂麻理絵さんと高成和美さんが「遠野の風でつながる地域とエネルギー」をテーマに再生可能エネルギーを取り巻く社会環境と地域振興の取り組みについて説明しました。この中で、岩垂さんは、発電事業者として、子どもたちが安心して暮らしていけるまちづくりに関わっていきたいと語っていました。このほか、遠野市教育文化振興財団の及川敏恵さんが少年少女ふるさと発見探偵団の活動事例を発表しました。会場に集まった人たちは、講演や発表を通して遠野の環境を守っていくために、自分たちが今、何をすべきか考えていた様子でした。なお、標語コンクールの入賞作品や写真コンテストの応募作品を展示した「環境フロンティア遠野作品展」が現在、市役所とぴあ庁舎2階市民課前で開催されています。

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