2023年11月16日放送

岩手県建築士会青年大会 遠野大会

岩手県建築士会青年大会遠野大会が先週土曜日(11日)、あえりあ遠野で開かれました。岩手県建築士会は、建築士の業務の進歩・改善と品位の保持向上を図り、建築文化の進展に貢献することを目的とする団体です。この日行われた岩手県建築士会青年大会は、「歴史・体感・創造未来へ繋ぐ遠野大会」をテーマに会員同士の親睦を深め、建築に関する新しい知識を身につけてもらおうと岩手県建築士会青年委員会が毎年この時期に開催していてことしは4年ぶりに遠野市を会場に開かれました。この日は、遠野支部のほか県内や東北6県の支部からおよそ30人が参加する中、はじめに、こども本の森遠野で建築見学会が行われました。参加者たちは、世界的建築家安藤忠雄さんが設計した施設について遠野支部の担当者から説明を聞いたり写真を撮ったりしながら興味深そうな様子で見学していました。このあと、あえりあ遠野に場所を移して大会式典が行われ、岩手県建築士会の勝部民男会長が「建築士として新しい建物を作るだけでなく、古い建物を活用した空き家対策など新しいまちづくりにも取り組んでいきましょう」とあいさつしました。続いて、「遠野駅舎をテーマにした活動について」と題し、岩手県建築士会遠野支部青年部長の多田和広さんが、活動発表をしました。発表の中で多田さんは、遠野駅舎の歴史について説明したほか、小学生の親子を対象とした駅舎の座学や見学会を開いたことを紹介していました。なお、来年度の岩手県建築士会青年大会は、北上市で開催される予定ということです。

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