2023年11月15日放送

ブラインドサッカー体験型 人権啓発活動教室

ブラインドサッカー体験型人権啓発活動教室が先週水曜日(8日)、宮守小学校で開かれました。この教室は、児童たちに障がい者スポーツであるブラインドサッカーを体験してもらうことで、障がい者と人権について正しい理解を深めるとともに相手に思いやりを持つことなど人権意識の向上を図ってもらおうと岩手県人権啓発ネットワーク協議会が開きました。ブラインドサッカーは、キーパー以外はアイマスクを装着し、ボールの音や掛け声でプレーするサッカー競技です。この日は、宮守小学校の4年生と5年生26人が参加する中、はじめに、遠野市人権擁護委員による人権教室が開かれ、人権について説明がありました。このあと、仙台市を活動拠点とするブラインドサッカーチーム「コルジャ仙台」協力のもと、いわてグルージャ盛岡の選手なども加わり、人権ブラインドサッカー教室が開かれました。ブラインドサッカー教室では、アイマスクを装着した児童が補助役の掛け声や手拍子の音を頼りに動作ものまねやボールキックなどを体験し、声を出して相手に物事を伝えることや助け合うことの大切さを学びました。ほかにも、アイマスクを装着した児童は、声だけを頼りに男女に分かれるゲームにも挑戦しました。また、コルジャ仙台所属の鈴木里佳選手によるデモンストレーションも行われ、児童たちは、音だけでボールの位置を把握する技術に驚いていました。今回の教室を通して、児童たちは、障がい者と人権について理解を深め、助け合うことの大切さを学んだ様子でした。

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