2023年11月9日放送

中学生との合同消防訓練

きょうから来週15日(水曜日)までの7日間は、秋季全国火災予防運動期間です。それに合わせて、きょう(9日・木曜日)、遠野東中学校で、合同消防訓練が行われました。この合同消防訓練は、地震や火事などにおいて身の安全を守り、被害を最小限にとどめる方法を学んでほしいと実施されました。きょうは、遠野東中学校の全校生徒134人、遠野消防署の署員14人などが参加しました。訓練は、震度6弱の地震の直後に家庭科室から火災が発生したという想定で実施され、生徒たちは、先生の指示をよく聞きながら慌てることなく避難していました。また、生徒たちが避難したあと、消防車で現場に駆けつけた消防隊員による救助訓練や放水訓練、今年度から導入されたドローンの上空偵察訓練なども行われました。ほかにも、火事の現場を再現した煙体験などが行われ、生徒たちは、口元にハンカチを当てる、体を低くするなど事前に消防隊員から教わったことをしっかりと守りながら避難し火事の恐ろしさを学んでいました。なお、遠野消防署では、ことしに入ってから市内で6件の建物火災が発生していることから火災予防に十分努めてほしいと呼びかけています。

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