2023年10月27日放送

全国学校給食甲子園 決勝大会 栄養教諭が初出場を報告

遠野市学校給食センターの栄養教諭がきのう(26日・木曜日)12月に開かれる全国学校給食甲子園の決勝大会に初めて出場することを多田市長に報告しました。出場報告のためきのう(26日・木曜日)市長室を訪れたのは、遠野市学校給食センターの黒田麻由栄養教諭と調理員の運萬里花さんです。2人が出場する「全国学校給食甲子園」は、全国の学校給食で提供される郷土を代表する料理を競う大会で、食育と地産地消の推進などを目的に開かれています。この大会には、全国から1079の応募があり、第4次まである書類審査では栄養量などのほか、地場産物の活用、食育にどうつなげるかなどが評価され、全国6ブロックから選考された12の学校・施設が決勝大会に進みます。遠野市学校給食センターは、ことし5月の学校給食で児童、生徒に地元で生産された切干大根の美味しさを知ってもらいたいと、遠野産の「秘伝豆」と合わせたサラダなど県内産の食材を使って提供した献立を応募しました。その結果、「彩りがよく、地元食材が多く使われている」「食べ残しが多い食材を活用し食に関する指導につなげている」などとの評価を受け、見事、第4次書類審査を突破し決勝大会に初めて出場することが決まりました。決勝大会では、黒田栄養教諭と運萬さんが調理し、調理過程と味が審査されるということで、報告を受けた多田市長は、「遠野の子どもたちにとっても自慢になると思います。報告を楽しみにしています。」と激励していました。なお決勝大会は、12月10日に東京都の女子栄養大学で行われるということで、その様子は、学校給食甲子園のホームページで生中継されるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.