2023年10月18日放送

第50回遠野市乗用馬市場

50回目の節目を迎えた遠野市乗用馬市場がきのう(17日・火曜日)遠野馬の里で開催されました。遠野市乗用馬市場は本州唯一の市場で、全国では遠野市と北海道の根釧地域の2カ所でのみ開催されています。記念すべき50回目の乗用馬市場となったきのうは、1歳馬から3歳馬22頭が上場され、全国各地から訪れた購買人たちが競り合いました。そして、落札した人には緑峰高校の生徒たちから花束と、遠野産のりんごを使ったりんごジュースが手渡されました。競りの結果、上場された22頭のうち19頭が競り落とされました。今回の売上総額は1923万円で前年比の105%でした。このうち最高落札価格は、遠野市畜産振興公社が生産した3歳馬「オルフェウス」の221万円で、落札したのは東京から初参加の弘岡明夢さんです。弘岡さんは乗馬クラブに所属していて今後はオルフェウスに乗って馬術競技に参加していくということです。ほかにも、会場では50周年を記念した写真パネルの展示も行われており、半世紀の節目を迎えた乗用馬市場を盛り上げていました。

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