2023年10月13日放送

水槽付消防ポンプ自動車 配置

新しい水槽付消防ポンプ自動車が遠野消防署に配置され、きょう(13日・金曜日)配置式が行われました。遠野消防署に新たに配置されたのは、水槽付消防ポンプ自動車です。現在、使われている水槽付ポンプ自動車は、車両登録から24年経過していて、緊急自動車として老朽化が著しい状態であることからこのたび、新たに配置されました。きょうは多田市長から遠野消防署の奥寺勝署長に、配置書が手渡されました。多田市長は、「今回の車両更新を含めて消防本部全体の総合力で市民の安全を担ってほしい」とあいさつしました。新しい車両は、4輪駆動の寒冷地仕様で、水タンクの容量は2000リットル、900ワットのLEDライトが4灯ついており夜間の火災発生時にも安全に対応できるようになっています。また、泡混合装置と消火薬剤タンクが設置されており、ボタンを1回押すだけで水と薬剤の混合を開始することができるほか、水と混合する消火薬剤は水だけの放水よりもおよそ3倍の高い消火能力があるということです。式の後には、さっそく新しい車両を使い、火災発生を想定した訓練が行われています。なお、遠野市消防本部によりますと、きのう(10月12日)現在市内では建物火災などが7件発生しているということです。

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