2023年10月9日放送

初開催イベントも登場 第46回遠野市産業まつり

遠野市産業まつりがおととい土曜日(7日)から2日間、市民センターと蔵の道ひろば周辺で開催され、多くの来場者でにぎわいを見せていました。46回目となる遠野市産業まつりは、JAふれあいまつりや森林のくに遠野まつり、とおの技能まつり、遠野テレビフェスタ2023、遠野わらすっこまつりといった他のイベントと合同開催されました。午前10時からは開会式典が行われ、多田市長があいさつしました。〈オン多田市長〉また、開会式典では、遠野市の友好都市である東京都武蔵野市の松下玲子市長、愛知県大府市の山内健次副市長兵庫県福崎町の尾ア吉晴町長などが出席し、遠野市産業まつりの開催を祝いました。このあと、ステージでは、市内保育園児によるおゆうぎなどが行われました。その中、ことし初めて開催された「妖怪なりきりのど自慢」では、8組の参加者が妖怪になりきって自慢の歌唱力を披露し会場を盛り上げていました。ことしの遠野市産業まつりでは、遠野市内や県外の姉妹都市などから39の企業・団体の出店があり、様々なイベントが実施されました。遠野わらすっこまつりでは、子どもたちはスカットボールやわなげをはじめ、お手玉や紙風船などの伝承遊びを楽しんでいました。また、魚釣りコーナーでは、子どもたちが魚に針を引っかけようと真剣な表情で竿を振っていました。ほかにも、はたらく車コーナーでは、消防車両の展示や子どもたちがかっぱ工事隊に教えてもらいながら重機の操作を体験していました。そして、遠野テレビフェスタ2023では、利用者の皆さんに日頃の感謝を伝えようと遠野テレビのスタッフや専門チャンネルの担当者たちが一緒になってイベントを盛り上げていました。また、加入者に向けたお客様プレゼント抽選会が行われたほか、eスポーツ体験やVR体験コーナーもあり、子どもたちの人気を集めていました。一方、蔵の道ひろばの会場では、遠野市の友好都市が特産品や岩手県わさび品評会で最優秀賞を受賞したばかりの畑わさびや根わさびの即日販売など魅力的なブースが並んでいました。このうち、遠野市と姉妹都市の愛知県大府市のブースには、ことしも特産品のジャンボ梨「新高なし」が並び、たくさんの人が買い求めていました。また、兵庫県福崎町のブースでは、特産品の「もちむぎ」の販売や福崎町の街なかに実際にある妖怪ベンチを模倣して作られた「妖怪ベンチ指人形」が初めて登場しました。JAふれあいまつりでは、女性部が育てた新鮮野菜や手作りのよもぎ大福、あんこもちの販売のほか、色や形から米のランクを見極める米の等級鑑定コーナーでは、訪れた人たちが興味津々の様子で挑戦していました。また、森林のくに遠野まつりでは、木製品の販売やつる細工作り体験、リース作り体験、木製ボルダリング体験などが行われ、多くの子どもたちが楽しんでいました。そして、とおの技能まつりでは、人気の刃物研ぎコーナーに自前の包丁を研いでもらおうと多くの刃物が持ち込まれ、担当する職人たちは大忙しの様子でした。なお、遠野市によりますと、2日間にわたって開催された遠野市産業まつりには、およそ11,000人が訪れたということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.