2023年10月4日放送

上郷小・宮守小児童 稲刈り体験

地春に植えた苗が収穫の時期を迎え、きのう(3日)上郷小学校と宮守小学校の児童たちが稲刈り体験をしました。初めに上郷小学校からお伝えします。上郷小学校の5年生は、総合的な学習の時間に米づくりを学んでおり、春には、菊池正則さんの田んぼで「ヒメノモチ」の苗を手で植えました。そしてきのう(3日)は待ちに待った稲刈り体験の日でした。児童たちははじめに、菊池さんからカマを使って稲を刈るときの姿勢や持ち方を教わりました。この後、児童たちはカマを手に田んぼに入り稲刈りに挑戦しました。前日の雨によって、田んぼは水分を含み歩きにくそうでしたが、児童たちは、その心配をよそにもくもくと手を動かしていました。なかには家でも手伝いをしているという児童もいて、テンポよく稲を刈りとっていました。児童たちが力を合せあっという間に稲を刈り取ったあとは、稲穂を天日干しにして乾燥させる「はせがけ」も体験しました。なお、上郷小学校では来月、夢産直かみごうで収穫したもち米の販売学習を行う予定ということです。宮守小学校では、社会科と家庭科の授業の一環で宮守川上流生産組合と遠野山・里・暮らしネットワークの協力のもと、令和3年度農水省「つなぐ棚田遺産」に認定された棚田で米づくりに取り組んでいます。きのうは、5年生13人が、ことし5月に米づくり体験で植えたあきたこまちの稲刈りを体験しました。はじめに、児童たちは、地域の人からカマの使い方や稲の刈り方について手ほどきを受けたあと、早速、田んぼに入り、稲を一株ずつ丁寧に刈り取っていました。このあと、児童たちは、昔ながらの稲の乾燥方法「はせがけ」にも挑戦し、収穫の喜びを味わっていました。なお、児童たちが収穫したお米は、家庭科の授業でおにぎりなどにしておいしくいただくということです。

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