2023年9月26日放送

砥森神社 例大祭/六神石神社 例祭

ここからは、砥森神社の例大祭と六神石神社の例祭を2本続けてお伝えします。宮守町下宮守に鎮座する砥森神社は、延暦年間に坂上田村麻呂が砥森山山頂に戦勝祈願で祠を建てたのが始まりといわれており、9月28日・29日を祭日としています。先週土曜日は、砥森神社で神事が行われたあと、神輿が鹿込神楽、新町南部ばやし下郷さんさ踊り和太鼓和を従えて宮守町内をめぐる神輿渡御が行われました。神輿は、宮守総合支所やみやもり荘などを巡りながら神事を行い、地域の安泰や無病息災などを祈願しました。このうち立ち寄り先の一つであるJR宮守駅前では、神事のあと新町南部ばやし、下郷さんさ踊り、和太鼓和が、あでやかで勇ましい演舞を披露しました。沿道には、地域住民が集まり町内を巡幸する神輿や郷土芸能に見入っていました。なお2日目は、砥森神社で神事が執り行われたあと、郷土芸能団体が民家などの前で踊りを披露する門掛けが行われたということです。青笹町にある六神石神社の例祭は毎年、秋分の日に合わせて行われています。例祭では多田市長をはじめとした関係者が参列する中、祝詞奏上や玉串奉奠の神事が執り行われ、五穀豊穣や商売繁盛などを祈願していました。神事の後、拝殿の前や神楽殿などでは地元の青笹しし踊りや板澤しし踊りのほか、釜石市の白浜虎舞好友会、盛岡市の三本柳さんさ踊り保存会などが郷土芸能を奉納しました。訪れた人たちはさわやかな秋晴れの下、力強い太鼓の音色や勇壮な舞を堪能していました。また、この日は境内に中沢二世代の会による射的や焼き鳥などの屋台が並び、例祭を盛り上げていました。

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