2023年9月13日放送

通いの場で「かみかみ百歳体操」

住民主体による介護予防事業「遠野市通いの場」がおととい(11日・月曜日)上郷町で開かれました。「遠野市通いの場」では、主に65歳以上の高齢者が週1回程度集まり住民が主体となって体操などの介護予防活動に取り組んでいます。おとといは、上郷体操会が主体となり、地域住民13人が集まる中、「かみかみ百歳体操」が初めて実施されました。かみかみ百歳体操は、イスに座って、口の周りや舌を動かすことで、食べる力や飲み込む力をつけるための体操です。はじめに、保健師を目指している岩手県立大学看護学部4年の佐々木有加さんと和野優花さんが口の機能の低下を意味するオーラルフレイルやその予防方法について話しました。その中で、佐々木さんは、口の体操である「かみかみ百歳体操」をすることで、口の周りに力がつくなどの効果について説明しました。このあと、参加した人たちは、さっそく、かみかみ百歳体操を実践しました。また、この日参加した人たちは、いきいき百歳体操にも取り組みさわやかな汗を流しました。なお、市では、「いきいき百歳体操」を活用した「通いの場」活動を継続的に取り組む地域グループに対し支援を行っていくということです。

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