2023年8月22日放送

4年ぶりに開催遠野ホップ収穫祭2023

ホップの収穫を祝うイベント「遠野ホップ収穫祭」が4年ぶりに先週土曜日から2日間、蔵の道ひろばで開催されたくさんの人でにぎわいました。4年ぶりの開催となった「遠野ホップ収穫祭」は遠野仙人太鼓の会による迫力のある演奏からスタートしました。はじめに遠野ホップ農業協同組合の安部純平組合長が、「ことしの遠野のホップは香りの良いものができそうです。毎年変わる味を楽しんでください」と、あいさつしました。続いて、キリンビール仙台工場末武将信工場長が「ことし仙台工場は創業100周年を迎えました。60年にわたって品質の良い遠野産ホップを作り続けていただきありがとうございます。」と感謝していました。このあと行われた「ホップバトンパス式」では安部組合長と緑峰高校の生徒がこの日の朝収穫したばかりのホップをビールの作り手であるキリンビール、上閉伊酒造、遠野醸造に手渡しました。そして、多田市長が「生産者をはじめ収穫祭の開催に関わった皆さん、本当にありがとうございました。4年ぶりの収穫祭を楽しんでください」と来場者を歓迎した後、全員で乾杯を行い収穫祭が幕を開けました。会場では収穫祭限定のものをはじめ様々な種類のビールやおつまみが並び、県内外から訪れた人たちが何度も乾杯をしながら味わっていました。また、ドイツ民謡楽団による生演奏も行われ、会場は大いに盛り上がっていました。このほかホップ畑を30分間見学するツアーも行われ、参加者はホップの栽培方法について生産者から話を聞き、摘みたてのホップの香りを楽しんでいました。遠野でホップ栽培が始まって60周年となることしの収穫祭には2日間でおよそ9,000人が集まり、来場者はビールの里ならではの魅力を堪能していました。

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