2023年8月17日放送

上郷ホップ加工処理施設安全祈願祭 収穫の無事を祈る

遠野産ホップの収穫が始まり、上郷町にあるホップ乾燥施設できょう(17日・水曜日)安全祈願祭が行われました。きょうは、上郷町にあるホップ乾燥施設で市の阿部順郎産業部長や作業員などおよそ30人が出席し、ホップの収穫作業が事故なく無事に終わるようにと安全祈願祭が行われました。はじめに、上郷町ホップ乾燥施設の菊池光一施設長が「生育は順調で良く実っている事故なく体調に気をつけて頑張りましょう」と作業を前に激励しました。続いて阿部産業部長が、「施設の適切な改修を行いながら、今後生産量を60トンまで伸ばしていきたい」「またホップを軸とした持続可能なまちづくりをさらに進めたい」とあいさつしました。最後に神事を行い、出席者全員で拝礼をし、今年度の遠野産ホップの収穫と出荷作業の無事を祈願しました。このあと施設には、さっそく収穫されたばかりのホップが搬入され、ホップの花を摘む「摘花」と「選別」、そして乾燥作業が行われていました。遠野ホップ農業協同組合によりますと、ことしのホップは品質改良を行い収穫を迎えた一年生があるため、収穫量は30トン程度と見込んでいるものの良質なホップになっているということです。なお、遠野から出荷されるホップは、キリンビールから全国発売される「一番絞りとれたてホップ生ビール」などの原料として使われるということです。

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