2023年8月16日放送

遠野の夜空に大輪咲く第31回遠野納涼花火まつり

遠野納涼花火まつりが、きのう(15日・火曜日)に開催され、遠野の夜空を大輪の花が彩りました。31回を数える遠野納涼花火まつりは、「未来へつなぐ夏の煌めき遠野夢花火」をテーマに開催されました。きのうは、朝、雨が降り市内に大雨警報が発表されていましたが、午後には天気が回復し、プログラム通りおよそ5000発の花火が打ち上げられました。また、ことしも花火技術の最高技能を持つ日本煙火芸術協会の会員による技能玉が打ちあがり、会場を訪れた人たちは花火師の技にも魅了されていました。遠野の大地を震わせる大迫力の音とともに上がる花火に、会場を訪れた人たちは拍手を送りながら遠野の夏を過ごしていました。また、遠野納涼花火まつりの開催から一夜あけたきょうは(16日・水曜日)朝早くから遠野中学校の生徒たちが清掃活動を行いました。午前6時から早瀬川緑地グラウンドで行われた清掃活動には遠野中学校の生徒や保護者商工会のメンバーなどおよそ150人がボランティア活動に集まりました。遠野中学校では地域に貢献しようと20年以上前から花火まつり後の清掃活動に参加しています。打ち上げ場所の周辺は花火玉の破片やビニールなどが広範囲に散らばっており、生徒たちは汗をかきながらひとつひとつ拾い集めていました。清掃活動は1時間ほど行われ、2トントラックの荷台がいっぱいになるほどのゴミが集められました。遠野納涼花火まつり実行委員会の佐々木弘志実行委員長は「早朝からありがとうございました。お客さんから見えないところで行事を支える人の気持ちを感じてくれたらうれしいです」と生徒たちに労いの言葉をかけていました。

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