2023年8月14日放送

大雨による市内の状況

おととい(12日・土曜日)市内には、朝から猛烈な雨が降り、大雨土砂災害、洪水警報が発表されました。これをうけ遠野市では遠野市災害警戒本部を設置し、避難指示を発令するなど対応にあたりました。12日朝、猛烈な雨が降り当日午前4時からきのう午前5時までの累積雨量は、附馬牛町で127ミリ、松崎町で89ミリを観測しました。遠野市では、午前6時45分に市内に大雨警報と洪水警報が発表されたことに伴い、災害警戒本部を総合防災センターに設置して対応にあたりました。また、午前7時50分には気象庁が線状降水帯が発生し非常に激しい雨が降っているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表、これをうけ、遠野市は、午前8時30分附馬牛町、松崎町、土淵町に避難指示を発令しました。発令をうけ、避難所となった青笹地区センターなどでは消防団員などが待機して情報を収集していました。なお、避難指示は12日、午後4時に解除となりました。市内の被害について災害警戒本部によりますと、13日、午前5時現在住宅などの被害は床下浸水1件、基礎の洗堀1件、住宅や農地などへの土砂流入などが11件で、人的被害は、確認されていないということです。松崎町駒木の岩間守克さんのお宅では、田んぼの側を流れる「妻の神川」があふれて稲をなぎ倒し、牛舎に流れ、床下浸水する被害が発生しました。岩間さんは、「夜明けからの大雨で被害が起きるのではと考えていたが、まさかうちだとは思わなかった、初めてのことです」と予想外の出来事に驚いていた様子でした。なお、災害警戒本部は、遠野市に出されていた警報が解除となったことから、13日の午前4時45分に廃止となりましたが、今後の気象情報に注意するよう呼び掛けています。

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