2023年7月28日放送

4年ぶりに実施青森県八戸市と遠野の児童が交流

青森県八戸市の児童たちがきのう(27日・木曜日)、遠野の児童たちと交流を深めました。八戸市との児童交流は、令和・南部藩寺子屋交流事業として、根城南部氏の縁でつながる八戸市と遠野の児童たちに南部氏の歴史や文化について学びながら、郷土を愛する心を育て将来を担う人材を育成しようと昭和62年から始まり、ことしで34回目となります。きのうは、4年ぶりに八戸市と遠野市の児童交流が行われ、八戸の児童40人と遠野の児童21人が参加し、歓迎会が開かれました。歓迎会では、八戸市使節団長のあいさつに続き、八戸市立城下小学校6年の葛西郁佳さんが児童を代表してあいさつしました。八戸の児童を迎えた多田市長は、「たくさん思い出を作って下さい。皆さんに特別にカッパ捕獲許可証をお渡しします。もし、カッパを捕まえても離して下さいね」と話し、八戸の児童たちにカッパ捕獲許可証をプレゼントしました。続いて、遠野の児童を代表して、遠野小学校6年の中舘侑恭さんが歓迎のことばを述べました。このあと、8つの班に分かれた児童たちは、自己紹介をしたり、名刺交換をしたりして、さっそくお互いの交流を深めていました。また、昼食を一緒に食べた児童たちは、2つのグループに分かれ、ウォークラリーと魚つかみに挑戦し、楽しいひとときを過ごしました。なお、八戸の児童たちは、きょう(28日・金曜日)、とおの物語の館や博物館などの施設を見学したあと、八戸に戻ったということです。また、来月3日からは、遠野市の児童たちが1泊2日の日程で八戸市を訪れ、交流する予定になっています。

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