2023年7月25日放送

認知症キッズサポーター養成講座

附馬牛小学校で先週火曜日(18日)認知症キッズサポーター養成講座が開かれた様子、届いていますのでお送りします。この講座は、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成しようと全国で開かれています。今回は附馬牛小学校で開かれ、5・6年生の児童たちがキャラバン・メイトと一緒に認知症について理解を深めていきました。キャラバン・メイトから児童たちには、認知症が見た目では分からない脳の神経の病気であることや歳をとると脳が萎縮し新しい記憶から抜けていくことなどの説明がありました。その中で、今まで出来たことが出来なくなったり失敗してしまったりそれが繰り返し起きると自分だったらどのような気持ちになるかについても問いかけられていました。附馬牛町では、1081人いる人口のうち、65歳以上の人が508人で、およそ2人に1人が高齢者ということです。もしも、道で困っている様子の高齢者を見かけたら、どのように声をかけると良いでしょうか。その例について児童たちは、相手が驚かないように後ろからではなく前から声をかけることや、様子がおかしいと感じたら家まで一緒に帰りましょうとそのまま一人にしないことも手助けの一つの方法としてあげていました。講座を受けて、認知症サポーターの証であるオレンジリングを身につけた児童たちは、「困った人がいたら今日学んだことを生かして助けたい」「他の人にも教えたい」と感想を述べていました。

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